設定

アーマードコア・フェザーストーリー、アーマードコア・フェザーエピソード
の二つに共通する設定です。

時代背景


“サイレントライン騒動”(ACSL)から10年後、先の騒動によって疲弊した“3大企業”は互いに権力の回復に尽力し、表立った抗争は為りを潜めた。
だがこのチャンスを、これまで抑圧されていた傘下の中小企業や犯罪組織が逃すはずも無く、未だ混迷の時代は続いていた――そして、歴史の表に現れることの無かった“イレギュラー”の存在が、再び戦禍をもたらす・・・・


キャラクター解説


注1. “二つ名”は大概が意訳です。
      また和訳に関しては、未確認な物も多いので御指摘が有れば
      チャット等でうかがいます。

注2. アリーナランクは物語内で更新された物です。


 ジグルド・クロイツァー

性別:男/年齢:(推定)21歳
身長:178cm/体重:76kg
ヘアカラー:シルバー/アイカラー:アッシュグレイ
ランク:B−1/二つ名:アークエネミー(物語中盤から呼称、“大敵”)

 本作品の主人公。
 10年前以前の記憶が無く、孤児院に引き取られて平穏に暮らしていた(年齢が推定になっているのはそのため)が、街でACの戦闘を目撃し、かつて味わった事の無い興奮を覚える。
 その後、適正試験を好成績で合格、レイヴンとなったのが1年前。この時の適正試験でウインド、ティレーネ両名と知り合う。ちなみにアリーナランクが他の二人より低いのは、単純にアリーナへの参加が少ないためで、決して腕が悪いわけではない。なお、戦闘に快感を見出しているが、そんな自分に抵抗を感じてもいる。
 チームを組んで依頼に当たる時は、ウインドと共に前衛を担当し、機動性能を生かした射撃戦を展開する。
 性格は推して知るべし・・・・


 ティレーネ・デューラー

性別:女/年齢:17歳
身長:165cm/体重:極秘!
ヘアカラー:ブロンド/アイカラー:エメラルドグリーン
ランク:A−3/二つ名:ナイアサンクタ(イタリア圏の言葉(未確認)で“黒聖女”)

 ジグルドと同時期になった女性レイヴン。
 デューラー家は代々ミラージュ社の重役を勤めていた大富豪であり、ティレーネはその令嬢である。お嬢様生活に飽き飽きしていたが、アリーナのTV放送を見てレイヴンを志す。当然周囲は反対したが、我侭をつき通した。なお、お嬢様育ちだが、世間一般の常識を備えているため周囲からの受けは良い。
 ミラージュ寄りの依頼を多く受けるが、ジグルド達と行動し、ミラージュにとってマイナスとなる仕事でも、自分の仕事と割り切っているため遠慮はしない。ちなみに彼女の父親も重役であり、娘の証拠隠滅を一方的に押し付けられている。合掌・・・
 チームで依頼を受ける時は後衛を担当し、機体の情報処理能力の高さと長射程・高火力の銃火器で武装しているため、指揮官を務める事が多い。
 性格は温和だが計算高く、彼女の発言はまれに周囲を驚かす。


 ウインド・シグレ

性別:男/年齢:18歳
身長:184cm/体重:75kg
ヘアカラー:ブラック/アイカラー:ゴールド
ランク:A−1/二つ名:スリングブレイド(“剣鬼”)

 ジグルドと同時期にレイヴンとなった青年。
 スラム街で育ち、幼い頃から廃棄された作業用MT等を乗り回していたチンピラ。
 機動兵器の操縦は天性のセンスを持ち、何ら歯応えの無い周囲の環境に嫌気が差し、レイヴンとなる。戦闘に限りない喜びを見出し、ジグルドと違ってそれに苦悩することはまったくない。ジグルドとはいつか全力で戦いたいと思っている。  ちゃらんぽらんな性格と平凡な顔立ち、ボーっとした雰囲気から、ACを降りるとまったく冴えないが、ノリの良い兄ちゃんである。
 チームではジグルドと共に前衛を張っているが、二つ名の示す通りブレードによる格闘戦では無類の強さを誇る。


 アリウス・ロウ

性別:男/年齢:21歳
身長:178cm/体重:59kg
ヘアカラー:ブラウン/アイカラー:ブラック

 ジグルドのオペレーターであり孤児院時代からの親友。
 10年前に孤児院でジグルドと知り合い、以後親友となる。体格、性格、好みにおいてジグルドとはまったくの正反対だがウマが合い、互いの性格をよく知りあっていることからオペレーターを務める。また、弁護士の資格も持ち、ジグルド達の弁護士でもある。虚弱体質だが、実は合気道の達人だったりする。
 グローバルコーテックスのオペレーター・ルームが主な仕事場だが、場合によってはジグルド達と戦場に赴き、観測用無人MTの操縦も行う。
 人当たりが良く、交友関係は広い。


 モトコ・スズカ

性別:女/年齢:25歳
身長:168cm/体重:秘密
ヘアカラー:ブラウン/アイカラー:ブラック

 シュツルム・ティーゲルの専属整備担当主任。
 彼女はかつてレイヤードに存在し、遺失技術を応用したパーツを造り出すことに長けた技術屋組織=“スズカ”の腕利き技術者――キヨミツ・スズカの曾孫にあたり、ACの整備、パーツ・アキュライズの技術はしっかりと受け継がれている。作業用ツナギの上に白衣を羽織るという変わった出で立ちで、今日もガレージで檄を飛ばしている。
 性格はクールでぶっきらぼうだが、面倒見が良く、他の整備士達から“あねさん”と呼ばれ、慕われている。
 ちなみに10歳年下の弟が居たりする。


機体解説


注: ASMコードはHashSLを使用しています。
    またオリジナルパーツは、原型となったパーツで表しています。


シュツルム・ティーゲル−Eins(コード:UOqWKXXW6W015BYWe3)

 ジグルドの愛機、軽量2脚。
 元はグローバルコーテックスの地下格納庫で埃を被ったまま放置されていたのを改修した試作機体。
 ギリギリまで装甲を落とした分、機動性能と銃火器による射撃戦に重点を置いた構成であり、出力調整されたOBとブースタの装備によって破格の加速性能を叩き出す。また、各部バランサーの演算能力が優れているため、高速移動しつつアクロバティックな機動を行える程の運動性能を併せ持つ。機体整備を担当するモトコ曰く、「機動力が最大の武器」。
 一方、機動性能にENの大部分を消費しているためEN兵器との相性は悪く、耐久性が低いという欠点が有る。しかし、機体各部の拡張性能に余裕を持たせているため、発展性は高い。
 ジグルドは戦況によって武器を変更するが、アリーナではマシンガンとショットガンを好んで装備させている。
 また、コクピット・ブロック周辺にブラックボックス(解析不能箇所)が存在し、何故か搭乗員がジグルドで無ければ起動しない。という謎の多い機体でも有る。
 なお、機体名称末尾のスペルはドイツ語のアインス、“1”を表す。


SCHD−TIGEREYE(パーツ:頭部)

 モトコがMISTEYEをベースにカスタマイズしたパーツ。電子兵装を射撃戦用に特化させ、観測システムと冷却機構も強化。外見の変化はレーダーアンテナと放熱口が大型になったが、その分装甲が犠牲になっている。なおSCHDは、スズカ・カスタム・ヘッドの略である

CLL−SECTOR/C(パーツ:脚部)

 クレスト社がデータ所得を目的としてSECTORをカスタムした限定パーツ。内部機構の簡略化によって、弱点だった防御力と安定性を高めており、積載量も増加している。特徴として大腿部に兵装保持用のハードポイントを設けられている。
 だが生産された数が少ないため、修理費用が高いという欠点が。


シャールカーニュ(コード:Sb4mavY743u0ke4W43)

 ティレーネの愛機、重量2脚。
 火力と装甲に重点を置いた機体であり、ミラージュ社の新型パーツを開発するための実験機だったが、ティレーネの我侭により愛機となった。当初はフレームパーツをミラージュ製で固めていたが、より実戦向けに改装が施された。
 装甲はもちろん駆動系も改善、特にFCSを筆頭に電子兵装を強化されており、長距離での射撃精度と索敵性能、通信精度は極限まで高められているので、もっぱら後方で援護要員兼指揮官機を務める。やはり重装型の欠点か、機体自体の動きは鈍く、長距離用の装備のため接近戦では性能を生かせない。
 手持ちの銃火器が実弾を使用するが、ENタイプのEOを装備しているので、相手を選ばない。これといった外見の変化は見受けられない。


ワイルドギース(コード:I8y4aXXd1W00GNYWi3)

 ウインドの愛機、中量2脚。
 ブレードによる接近戦に特化したアセンブリだが、バランスが高位置でまとまっている。機体の動作を掌るモーション・プログラムに剣術家の動作を書き込んでいるため、精密かつ素早い動きが可能。また、電子兵装を対AC戦用に特化しているため、ウインドの天性のセンスと相まって幾多の敵を葬ってきた。
 しかし、通信性能や観測システム等が犠牲にされているため、探索任務には向かない。射撃兵器も一つしか装備していないため、もっぱらブレードによる格闘戦が攻撃手段である。
 外見の特徴として、左腕の“月影”が挙げられる。


SCHD−EGRETEYE(パーツ:頭部)

 名称からも判る通り、この頭部もモトコがカスタマイズしたパーツ。MISTEYEをベースとしたTIGEREYEに対し、こちらはSKYEYEがベースとなっている。
 対物センサーと測距システムを強化した物であり、レーダーも近距離戦用に特化、これにより随時ブレードの追尾精度を最適化させる事が可能。外見の変化は、モノアイをターレット式の複合型に換装している。

XLB/MOONSHADOW(パーツ:左腕武器)

 かつてミラージュ社がブレードの基礎を作るため、持てる限りの“遺失技術”を投入して4基だけ製造。だが劣悪な性能バランス故、当時のACには装備できなかった。外見はMOONLIGHTと酷似しているが、レーザーエッジの安定機が肥大化しており、凶暴な印象を与える。
 1つはミラージュ本社に、もう1つはグローバルコーテックスの地下格納庫に保管されており、残りの2つは行方不明となっていたがどういった経緯か、1基がウインドの手に渡った。何とか実用レベルまで改造を施し、使用している。通称“月影”。


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