アーマード・コア ナインブレイカー  サテライトオペレーション

アーマード・コア ナインブレイカー  サテライトオペレーション

 「後は・・・あなたの役割・・・・・・」

運命は、この時から決まっていたのかも 知れない。イレギュラーと呼ばれた1握りの者たちが管理者を破壊。そして、 地上への扉が開かれ、ミラージュがサイレントラインを発見。そして、その 最終調査の時。IBISと呼ばれるネストコンピューターを破壊した、 ―――――――――――『その時』
決まっていたのだ。なにもかも。人間にはどうすることもできない、『運命』が。
いや、変えられる。1握りの存在が、人間に力を与えた。
そう・・・・・・・・レイヴン・・・・・・・・・・・・・

???「それでは、トレーニングを開始してください。」

???「了解・・・敵ACを・・・破壊します。オペレート宜しく。ルナ。」

ルナ「こちらこそ・・・・ブックスラック。」

ブック「よし・・・いきますか!」

  ビー
  ビー
  ビー

ルナ「開始です!」

ブック「あいあいさ!」

ブックスラックはアリーナにいる、あるレイヴンに憧れてこの仕事を選んだ。
ここはアーク。レイヴンズアーク。その訓練場の一角で、2機のACが戦闘して いる。ブックスラックの機体は長時間永続飛行の逆間接機体で、空を飛び回りながら マシンガンを連射している。練習のあいては・・・フロート型のAC。ガチガチに 防御を固めた、青い機体。レイヴン、ネブラだ。

ブック「今日は負けませんよ!ネブラさん!」

ネブラ「こっちだって!勝ったらメシをおごって貰うぞ!オラァ!」

ブック「えええええっ!?」

ブック「ふええええ・・・食べすぎですよ〜」

ネブラ「ん?そうか?」

???「騒がしい・・・何事?」

ブック「丁度いい!シオン!」

シオン「ん?なに?」

彼はシオン。レイヴンで、中量二脚級のAC『エグゼキューター』を駆る。

ブック「おごれ!」

シオン「それなら彼に言え」

???「ふえ?なんだよ?」

シオン「あいつにおごれ!ブルガ!」

ブルガ「まあ・・いいか・・」

この心優しい(?)少年レイヴンはブルガ。レイヴンネームはゲ=ブルガ。いつの間にか ついていた名前なんだと。・・で、そいつの機体は『インターネサイン』
殺戮を意味したすえ恐ろしい機体。装備は軽量二脚に大型グレネードランチャー、レールガン。腕にショットガン、シールドだとさ・・。・・・・・って重量過多だよな?
それ・・・・。

ブルガ「何円ですか?」

店員「20000コームになります」

シオン「おい・・そんなに食ったのか?ブック・・?」

ネブラ「俺だよ。俺。」

ゲ・シ・ブ「・・・・・・・・・・」

20000コ―ム。それはかなりの高額であり、そんな金を持ち合わせること自体 奇跡である・・・・・・

家に帰った僕は端末を開く。

ブック「お?ルナからだ。珍しいなー。」

早速メールを見てみる。

題:ゲ=ブルガ
送信者:ルナ=エイトリア
レイヴン、今日の夜、あなたが会ったゲ=ブルガというレイヴンが いますね?

ブック「どっからそんな情報を・・・。」

そのレイヴンは数少ない、『ナインブレイカー』なのです。

ブック「えええええええええええええっ!?」

「えええええええええええええっ!?」と驚くと思いますが、 冷静になってください。

ブック「おっと、言葉をよまれてるぜ・・・・。」

私が調べた限りでは、彼は・・・推定年齢24歳です。

ブック「えええええええええええええっ!?」

また「えええええええええええええっ!?」と驚くと思いますが、 冷静になってください。

ブック「はは・・・・・・・・」

明日、彼の公式戦が組まれています。オープンアリーナ前の噴水広場で会いましょう。
それでは、ごゆっくり・・・・

ブック「またせたなッ。」

ルナ「っていうか試合開始2分前。もう少し迅速に行動してください。」

ブック(相変わらず時間にうるさいったら・・・)

実況「さあ!今日の対戦はぁ!?ナインブレイカー、[黒い疾風]こと、ゲ=ブルガ!」

観客「ワアアアアアアア!!」

実況「そしてぇ!挑戦者ァ!!・・ネブラ!」

ル・ブ「はああああああああああ!?」

ブック「なんでネブラさんが!?」

ルナ「知りませんよ!それより、彼が危ないですよ!」

ブック「ブルガって優しかったよ?」

ルナ「あの人は戦闘で容赦したことはありません!」

ブック「ええええええっ!?」

実況「レディ・・スタートォオ!!」

ブック「げ・・・」

ルナ「南無三・・・」

ブルガ「・・・・・・」

ネブラ「っく!!なんだよあいつッ!!」

インターネサインは上空からグレネードを放っている。それによりルブスの マシンガンが破壊される。

ブルガ「・・・・・終わり。」

インターネサインの武器はレールガンへと切り替わる。

ネブラ「くっそ!」

その時、上空から赤いモノが降ってきた。いや、降りてきた。

ネブラ「AC・・・?」

ブルガ「・・・・・・・ナインボール。」

ネブラ「え・・!?」

そのACは着地するや否やリニアライフルを連射してきた。

ネブラ「うわっと!そんなモンきかんよ!」

ブルガ「どうして・・ここにっ!」

インターネサインの放つ閃光弾、グレネード。それをかすめもしないスピードで 動き回るAC・・・・そのACもまたグレネードを放つ。

ブルガ「これは・・・・量産機と判断。」

チャージ音とともにインターネサインの右肩にエネルギーが集まる。そしてその エネルギーの塊―――――かなりの弾速で進む。その塊はACのコアを破壊した。

AC「ショウ・・・・ショウブダ・・」

ブック「!?」

AC「ショウブダ・・レ・・ヴン・・ドチラガ・・タダシイカハ・・・・・」

ネブラ「・・・・・・・」

AC「タタ・・カイ・・デ・・・キメ・・ヨウ・・・・」

ACが爆発する・・・あの言葉は・・?勝負・・?伝言か・・?
でも・・・・

ル・ブ「なにかが起こっていることは確か・・・・」

ブック「え?」

ルナ「あ?」

ブ・ル「いえいえ!なんでもないっ!」

でも・・・本当に・・いったいなんなのだ・・・・?

帰るなり端末を開く・・・メールが2通。ひとつは・・・・
クリック。
今日のアリーナでの事件のことについて―――――
もうひとつ・・ クリック・・と。

ブック「え・・!?」

題:――――
送信者:不明
勝負だ。レイヴン。どちらが正しいかは・・
闘いで決めよう。

ブック「そ・・そんな・・馬鹿な・・?」

なんだ・・?いったい・・何が起こってるんだ?
その日は眠れなかった。だってそうだろ?関連性が無いとは言えない。
なにか関わりがあるはずだ・・・

ブック「勝負だ。レイヴン。どちらが正しいかは、闘いで決めよう・・・」

ブックスラックは自宅でブツブツを繰り返していた・・・ その時。
ピピピピピ ピピピピピ

ブック「メール?誰からだ・・?」

題:幽霊AC
送信者:ミラージュ
先日、アリーナに現れたAC。あれは、おそらく過去のトップランカー、 『ナインボール』だ。パーツが新しくなっている所から見て、 過去の産物ではないようだ・・そして、昨日、そのACが我がミラージュ管轄域、 『ノードリヴナー渓谷』に複数現れた。我々ミラージュは、3大企業の面子にかけ、 そのACを野放しにしておくわけにはいかない。頼んだぞ。レイヴン。
敵は強力だ・・寮機を雇って構わない。どんな手をつかってでも、 あのACを撃破しろ。いいな?

ブック「・・受けようか。悩んでても仕方ないし・・」

ブック「寮機は・・と・・えーとぉ・・まずシオンだろ・・?んで・・ えーと・・えーと・・だれにしよっかなあ・・ん? そうか!ブルガだっ!!あいつがいた!早速メールを送っておこう・・」

ブルガ「嫌です!」

ブック「そんなこと言わないでさあ・・たのむよ〜・・」

ブルガ「じゃあ僕と戦って勝って下さい!少なくとも僕より強い人がいいですから。」

ブック「分かった。アリーナ行こうぜ・・」

ブルガ「よろしい。」

正直しまった・・やばい・・僕が『ナインブレイカー』であり『強化人間』 であるあいつに勝てるハズがない・・・しかもあいつはいっさい容赦しない・・

ブック「ど・・どうしようか・・やばい・・」

ブック「あいつのグレネードとレールガンさえかわせれば・・あとは遠距離じゃ弱い ショットガンが残るだけだ・・落ち着け・・ってわああっ!!」

とっさに機体を右にずらす。そして横をエネルギー弾が駆けていく。

ブルガ「勝負は始まっています・・」

ブック「か、KRSW・・?や・・やばいんじゃないかい?」

漆黒のACが持つは最高の名銃、『WH04HL−KRSW』だ。トップクラスの実力、 そしてトップクラスの武器・・・や・・やべ〜・・。

ブック「ええい!もうやけくそだっ!!」

ブルガ「・・この程度か。・・・・!?」

ブックスラックはインターネサインのはなつエネルギー弾をすべてかわす。
それに乗じてマシンガンを放つ。

ブック「にゃああああああああ!」

もはや人間とも思えない奇声を発し、超スピードで闇に向かう。速い。
よく見たら浮いている。

ブック「僕の『EXEs,IQ』をなめんなよ!!」

ブルガ「なる程・・ホバリングによる高速移動か・・」

ブルガ「だが、これがかわせるかな?」

なにやら右肩のものに武器を変えた。・・・・

ブック「レ、レールガン!やべ・・・・!・・・・そうだ!」

ブックスラックの機体が相手に密着する。

ブルガ「・・・・・なッ!?」

そして後ろに回りこんだ。

ブック「くらえッ!!」

マシンガンを両方捨て、格納兵装から『WH03M−FINGER』を取り出す。
そして、撃つ。

ブルガ「く・・ああ・・・・」

撃つ。撃ち続ける。

ルナ「レイヴン、彼はもう気絶してます。やめてください。」

ブック「え?安全装置付けてんのに?」

ルナ「彼は強化人間の暴走を押えるため、かなりの精神力を使っています。 今日アリーナで戦ったばかりだから、その量は計り知れません・・。」

ブック「そ、そうだったのか・・」

ブルガ「く・・ゴホッ!・・・・・」

ブック「お。気が付いたな。」

ブルガ「明日の依頼、OKですよ。」

ブック「そっか、じゃあ、しっかり休んでおけよ・・」

ブルガ「僕の体のこと、知ってるんですか・・・」

なんて言いやがりましたか、このガキは?もしかしてルナは 秘密を調べて教えたのか?だとしたら『ご○せん』並にひどいな。

ブック「まあ、頑張ろうぜ・・」


気分次第で続く(ぉぃ


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