プロローグ&第一話

<プロローグ>

「・・・くそっ!・・・・くそっ!!くそーーーー!!!!」

「なんでこうなった・・・」

目の前には残骸と化した機体。

「どこで間違えた・・・・」

コックピットにはさっきまで人だった「もの」

「なぁ・・・教えてくれよ・・・どうしたらいい・・・」

かつては肩を並べて戦った戦友だった「もの」

「・・・バッシューーーー!!!!」

<第一話 運命の歯車〜始動〜>
 
5ヶ月後
  ネオジークス社に「雇われレイブン」として入社して3ヶ月、それなりの実績を上げ
  サイレントラインの調査チーム専属レイブンに抜擢されたニックとザックは、この前まで一人でこの役をこなしていたダインと共に、この日も無難に任務をこなしていた・・・

「気を抜くなよザック!!」 

言いながら、MTをカラサワで撃ち抜く・・・爆発 

「お前こそもう息が上がってるんじゃないかぁニック?」

こちらは、月光で2機のMTを葬る。
そこに戦場にはふさわしくない明るい声

「戦闘中におしゃべりたぁ〜余裕だな〜お二人さんよぉ!」

「ホ〜レ気ぃつけろぉ〜♪核がいったぞ〜♪♪」

ニックとザックの間にいたMTに核ミサが直る

「ぐゎぁぁぁぁ〜〜〜!!!!」

残っていたMTと「ダークガンマン」の右手が吹き飛ぶ。

まだまだ余裕の冗談じみたザック

「俺を殺す気か〜!!!」

そこにキレ気味いや完全にキレているニック

「貴様ら〜・・・・絶対ゆるさん」

「なんで「ら」なんだよ!悪いのはダインだろ〜よ」

「最後に俺を盾にしたよな〜」

もはや殺気すら感じられる

「よしっ、報酬も振り込まれたようだし帰るか〜♪」

「待て〜〜〜〜〜〜!!!!!」

「ん・・・メールだ・・・極秘!?」

「おい、お前ら先に帰っててくれ・・・ちょっと用事ができた」

「お、女か?」

ニヤニヤしながらダイン

「テメェ俺の機体弁償しろよ!!(ダインと)」

「わかったわかったから先帰れよ!」

「絶対だぞっ!」

「がんばれよ〜♪」

・・・・後姿が見えなくなる

「行ったか・・・」

「極秘任務か・・・でもなんでオレなんだ・・・」

レーダーに多数の味方機の反応・・・通信が入る

「とりあえず出てきてくれ・・・直接話したい」

明らかにおかしかった。 社長自ら出向き、直接話したいなどと・・・作戦の説明ならAC内のほうがやりやすいはず・・・

「了解・・・」

ACの位置、持って出る物を即座に選び外へ・・・
社長及び幹部達が立っていた。

「極秘任務を伝える・・・お前に最近我が社が完成させた物の被験体になってもらう」

「新製品?それが極秘任務?」

「そうだ・・・悪くないだろう?」

「どんなものなのです?説明くらい受けられるんでしょう?」

まともな物のわけがなかった、極秘任務が新製品の実験で、こんなサイレントラインに近 い荒野での事・・・

「反応速度及び、機体の機動性を大幅にアップさせるパーツだ」

「これ以上は機密事項だ」

「却下だな・・・そんな説明で受ける方がどうかしてる」

「フッフッフッ・・・ハッハッハッ・・・」

「なんだぁ?・・・」

ガチャ・・・
   武装した男が4〜5人ほど出てくる

「別に頼んだわけじゃない、決定事項を伝えたまでだ」

(予想はできていたが・・・マジにやばそうなのね・・・)

さらに

「出て来い」

「りょうか〜い」

「了解」 瞬、殺、爆「・・・・・」

ランカーAC、バンプ、レジーナとAI3機がまわりから出てきた。

「ランカーAC・・・AIまで・・・」

「これでわかったろお前に選択肢は無い」

ザックがポケットに手を入れる

(やっぱ逃げるのが無難か・・・マジにこれを使うときが来るとは・・・)

「これでも断ったら、どうなるんだ?」

「少々手荒なまねをすることになるな・・・」

「やれるもんなら・・・」

ポケットから手を出す「やってみやがれ!」言うと同時 に球状の何かを投げる。―発光―

「うわっ!!」

こんなこともあろうかと(趣味で)作っていた「ザック特製」発光弾−直視したら失明する(かもしれない)
ザックは投げた後すぐに目をつぶり走り出していた。

ゴンっ!

何かにぶつかる感触

「いってー!」

光がおさまるのを待って乗り込む(戦闘システム機動)

「さーこっからが勝負だなっ!いくぞタナトス」

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