第一羽

将来の夢、レイヴンになる事。
将来の夢、レイヴンになる事。
将来の夢、レイヴンになる事。
・・・幼い頃からの夢だ。
父がレイヴンで・・・戦場で死んで・・・叔父さん叔母さんに育てられて・・・片身の狭い思いばかりしてきた。
自由になりたかった。
だから家を飛び出したんだ・・・

そんなこんなで、俺は今アークの受付にいる。

「試験を受けたい」

俺は受付にそう言った。すると、何も言わずに紙を俺の前に出した。
受付の癖しやがって、無愛想な女だ。アークにいる奴は皆こんな奴なのか?
まぁ、そんな事はどうでも良い・・・名前、年齢、その他色々書いたが・・・一つだけ・・・書き込む事が出来ない項目があった。
<住所>
叔父さんと叔母さんの家を飛び出したんだからな・・・書けん。(汗
仕方が無い、そのまま出してみた。すると・・・

『・・・地下に試験用のACがあります・・・』

用紙に書いてあった名前だけ確認してそう言った。結構アバウトだ・・・
色々と考え事をしながら、地下に向かった。


試験用ACガレージに着いた。
やはり・・・武装は非常に貧弱だ・・・破壊の象徴ともいえるACがこんなに貧弱でいいのだろうか・・・?

『試験者No.56 轟 翔 だな?』

アークの制服を着た太った男が俺の名前を呼んだ。俺は頷いた。

『試験開始時刻は7:20だ。それまで読んでいろ』

ACの操作方法を書いた書類を渡された。そうだった・・・何にも勉強してない(滝汗
後3時間もあるので勉強する事にした。だが・・・このガレージ、酷い臭いだ・・・汗とオイルの臭いが混じって・・・此処ではとてもじゃないが勉強できない。
そこでアーク内にあるカフェを使って勉強する事にした。


地下から上がって来て、3階にあるカフェについた。そこに、俺と同じ書類を持った奴が必死に勉強していた。

「お前もレイヴン試験を受けるのか?」

当たり前のことを聞いてみた。返事はすぐに返ってきた。

『あぁ、見ての通り』

「そうか・・・」

勉強してなかっただろ、と聞きたかったが、失礼だから聞かないでおいた。
さて・・・俺も勉強しないとな・・・物を覚えるのは得意な方だ。


<7:00試験開始時刻20分前>

『おい・・・起きろよ・・・・・・オイ!!』

誰かの声がする・・・さっき俺が声をかけた奴だ。
どうやら、寝てしまっていたらしい・・・まぁ、キッチリ覚えている。
 大 丈 夫 だ 。
  ホントかよ(byめふ

「何だよ・・・?」

『試験開始20分前だ、試験ACを輸送機に移動させるんだよ』

何・・・?此処でしないのか?聞いてみることにした。

「此処でしないのか?」

『あぁ、アークに回ってくる簡単な依頼を試験に使うんだ』

なるほど。実際に実戦をして使える使えないを判断するわけか。

「そうか・・・んじゃ、輸送機に移動させるか・・・」

そういえばコイツの名前を聞いていないな・・・

「お前・・・名前は?」

地下ガレージに向かいながら聞いてみた。

『クラウド=ホーネット、よろしくな』

「俺は翔、轟 翔だ」

聞きたいことも聞いた・・・試験の事に集中するとしよう。
クラウドとガレージに向かい、用意されていた輸送機にACを移動させた。



<後書き>
難しいな・・・やはり(何
小説掲示板相手にこれだけ書ければ十分だ(激謎
「話」を「羽」にした理由?カッコイイから☆(逝け


戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送